2019年4月25日 18時54分
大手ゲーム機メーカー、「任天堂」の昨年度の決算は、家庭用ゲーム機のソフトの販売が好調だったことなどから、2年連続で売り上げが1兆円を超えました。

任天堂が発表した昨年度1年間のグループ全体の決算によりますと、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」のソフトの販売が好調だったことなどから、売り上げは1兆2005億円余りと前の年度に比べて13.7%増えて、2年連続で1兆円を超えました。
最終的な利益も1940億円余りで前の年度より39%増えました。

今年度の業績予想については、人気シリーズの新作ソフトを投入することで、ニンテンドースイッチ本体の販売台数が100万台以上増えると見込んでいることなどから、売り上げが1兆2500億円、最終的な利益が1800億円としています。

また、中国で現地企業と協力してニンテンドースイッチの販売を計画していることについて、古川俊太郎社長は会見で「現時点では発売日も未定で業績予想には含んでいない。中国を日米欧に次ぐマーケットに成長させていきたいが、ゲーム機の市場は小さいので、そう簡単ではないと考えている」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190425/k10011896751000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_023