防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ
自衛隊内部からも疑問の声

 防衛省は海上自衛隊最大の護衛艦である「いずも」型2隻を改修して、
短距離離陸・垂直着陸戦闘機を搭載できるようにする事実上の
「空母化」に向けた検討を本格化させている。野党は「専守防衛からの
逸脱」と批判し、自衛隊の現場からも費用対効果を疑問視する声が
上がるが、将来の小型空母の取得に向けた布石という側面や米軍支援の
拡大に備える政府の思惑も透けてみえる。


※この記事は有料記事です。残り3288文字(全文3467文字)


毎日新聞・会員限定有料記事【前谷宏】
(2019年4月26日 18時03分、最終更新 4月26日 19時25分)
https://mainichi.jp/articles/20190426/k00/00m/040/168000c

防衛大綱で事実上の空母化が決まった護衛艦「いずも」
=神奈川県横須賀市で2018年12月、本社ヘリから玉城達郎撮影
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/04/26/20190426k0000m040166000p/9.jpg