令和スタート アシカやオットセイが記念の芸を披露
2019年5月1日 18時08分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011903301000.html

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静岡県沼津市の水族館では、人気のアシカが口にくわえた筆で「令和」と書くパフォーマンスを披露しました。

書道を披露したのは、静岡県沼津市にある「伊豆・三津シーパラダイス」のメスのアシカ「グリル」で、令和初日の1日は、そのパフォーマンスを一目見ようと、700人の観客が詰めかけました。

「グリル」は、飼育員のガイドに従いながら、大きな白い紙に墨をつけた筆先を慎重に運んで、「令和」の2文字を書き上げ、家族連れなどから大きな拍手が送られていました。

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「グリル」の作品は、抽選で茨城県から旅行で訪れていた小学5年生の女の子にプレゼントされました。

女の子は「グリルの書道作品が欲しくて静岡に旅行に来ました。令和の始まりに願いがかなって、とても幸せです」と話していました。

「グリル」が令和と書くパフォーマンスは、今月6日まで、1日4回、披露される予定だということです。


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一方、栃木県那須町の動物園では、人気者のオットセイが平成から令和に元号がかわるのを記念する芸を披露しました。

芸を披露したのは那須町の「那須どうぶつ王国」のミナミアメリカオットセイの「スーザン」で、輪投げの芸などで訪れた人たちの人気を集めています。

イベントに登場したスーザンは、「平成」と書かれたフライングディスクをくわえて首を振るようにして、およそ5メートル離れた司会の女性スタッフに投げ、「平成」に別れを告げました。

続いて、「令和」の始まりをイメージして、今度は「令和」と書かれたフライングディスクをスタッフに上手に投げました。

このあと、プールの水の中から高さ2メートルほどの高さまでジャンプして、「令和」と書かれたフライングディスクを見事にキャッチし、観客から大きな拍手を受けました。

訪れた男性は「ショーを見て平成の終わりを実感しました。オットセイの芸を見て令和の時代も頑張ろうという気持ちなりました」と話していました。