日清も伊藤園もローソンも… 「令和」商品が続々登場
2019年5月2日07時00分
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 改元を記念した商品が続々と売り出されている。小売店には、関連商品を集めた売り場が登場している。
 日清食品は1日、だるまの顔と令和の文字をあしらった「カップヌードル 新元号記念パッケージ」を発売した。創業者の安藤百福氏を取り上げたNHKの朝の連続ドラマの影響などでカップヌードルの販売が伸びている。「祝賀商品を発売しない、というのはあり得なかった」(広報)。
 伊藤園も1日、令和をデザインした「お〜いお茶 新茶」を発売した。
 ローソンは4月30日、新たな時代を祝うおにぎりや弁当を売り出した。「金しゃりおにぎり 真鯛(まだい)の鯛めし」は税込み298円。天然のマダイの切り身を具材に入れ、マダイのあらで煮出しただしで米を炊きあげた。
 これらは、いずれも限定品で5月末ごろまでの販売を予定している。
 雑貨専門店のロフトは4月下旬から、全国の店に関連商品をそろえた特設コーナーを順次開設。渋谷ロフトでは、表に「令和」、裏に歴代の年号を記したクリアファイルをはじめ、タンブラーや手ぬぐい、扇子などを販売している。4月30日と5月1日に搾った純米吟醸酒も数量限定で扱う。(佐藤亜季)