https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190502/k10011903701000.html

2日朝早く、福島県広野町の常磐自動車道で乗用車どうしが正面衝突し、8人が病院に搬送され、
このうち20歳の男性が死亡しました。

警察によりますと、2日午前5時前、福島県広野町上北迫の常磐自動車道で、20代男性4人が乗って、
下り車線を走っていた乗用車が、上り車線にはみ出し、前から来た子ども2人を含む家族4人が乗った
乗用車と正面衝突しました。

男性4人が乗った乗用車は横転して炎上し、運転していた横浜市緑区の山本大智さん(20)が
病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。

ほかの20代の男性3人と、もう一方の乗用車の家族4人もけがをして、病院で手当てを受けましたが、
いずれも命に別状はないということです。

現場は、広野インターチェンジから南に約500メートル、中央分離帯にポールが立てられた
上下1車線ずつの区間で、警察は、事故の詳しい原因を調べています。

この事故で、常磐自動車道のいわき四倉インターチェンジと、広野インターチェンジの間の上下線が、
約4時間半にわたって通行止めになりました。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190502/K10011903701_1905021019_1905021022_01_02.jpg