天皇制の問題点などについて考えた集会(京都市北区・府部落解放センター)
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壇上は講演する元大阪市立大教授の上杉聡さん=1日午後
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 天皇陛下の即位を受け、天皇制に反対する市民らが1日、京都市内で集会を開いた。元大阪市立大教授の上杉聡さんが講演し「天皇にも人権を与えるべきだ」と現行の天皇制を批判した。

 上杉さんは、上皇さまが退位の思いを強くにじませたビデオメッセージを公表した際、「退位すべきではない」との声が一部で上がったことを紹介した上で、「人権感覚が抜けている」と指摘。「本来は辞めたい時に辞める権利があるはず。今の天皇制はおかしい」と疑問を呈した。

 部落解放同盟や市民団体で組織する実行委員会が主催。約70人が参加した。

5/1(水) 18:31配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190501-00000129-kyodonews-soci

 主権在民の観点から天皇制の問題点を考える集会が1日、京都市北区の府部落解放センターで開かれ、市民ら約80人が参加した。

 部落解放同盟府連合会や労働組合などでつくる実行委員会の主催。講師の上杉聡・元大阪市立大特任教授は「元号は皇帝が時間を支配するためのもの」と説明。天皇が歴史の中で政治利用されてきた経緯を示し、「天皇を必要とする基盤は社会の未成熟を感じる」と指摘した。参加した女性は「天皇の人柄と制度は別のものとして考えないといけないことが確認できた」と話した。

5/1(水) 18:13配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190501-00000033-kyt-soci

 京都市北区で午後2時5分、部落解放同盟京都府連合会などが改元に伴う天皇制賛美に反対する集会を開催した。

 同連合会の西島藤彦委員長は「一連の代替わりの行事を通じて国民を思想的に統合しようという流れが生まれようとしている」と指摘。「今は主権在民で、天皇は象徴以上でも以下でもない。ことさら祝賀に国民を一人もれなく参加させようとすることは納得できない」と訴えた。

5/1(水) 20:52配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190501-00000095-mai-soci