DOS/Vは世界規格でもなんでもなく、
日本で作られた、日本の独自仕様である。
(いちおう、台湾韓国中国版もある)。

英語規格のPC-DOS、MS-DOSを改造した人がエラかった。
つまりIBM(同時にマイクロチャネルとかで欲をかいて
盛大にこけたので、それほど評価されるものではない)。

世界規格だったのは、ハードウェアのPC/AT互換機。
転じてDOS/V機と誤用で呼ばれ現在に至る。つまり、
OSとしてもハードとしても、日本でしか通用しない呼び名である。

NECは海外ではPC/AT互換機を発売していたにもかかわらず
国内でのPC-9801販売にあぐらをかいてDOS/V戦略に参加し
ないで、機を逸した。つまり、DOS/V上陸に負けたのではなく、
経営判断をミスっただけ。なぜ、こんなアホ会社が、PC-8800、
PC-9800、PC-100などの黎明期のパーソナルコンピュータを
作れたのだろうか、今となっては不思議だ。