7日朝、埼玉県熊谷市にあるJR高崎線の踏切で、学校の制服とみられるブレザーを着た少年が電車にはねられて死亡しました。少年は遮断機をくぐって線路内に入ってきたということで、警察は自殺とみて詳しい状況を調べています。

7日午前7時前、熊谷市久下にあるJR高崎線の踏切で、学校の制服とみられるブレザーを着た少年が上りの普通列車にはねられて死亡しました。

警察によりますと、電車のドライブレコーダーには少年が遮断機のバーをくぐって線路内に入る様子が映っていたということです。

またJRによりますと、電車の運転士は「線路内に入ってきたのに気付いてブレーキをかけたが、間に合わなかった」と話しているということです。

警察は現場の状況から少年が自殺を図ったとみて詳しい状況を調べるとともに身元の確認を進めています。

この影響でJR高崎線は東京駅と群馬県の高崎駅の間の上下線で、およそ1時間にわたって運転を見合わせました。

2019年5月7日 12時12分
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