溺れた小学生助けた夫妻に感謝状

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20190510/2050002272.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

先月、広陵町の池で、小学生が溺れる事故がありましたが、近くの71歳の男性と
その妻によって無事救助され、10日、警察から感謝状が贈られました。

感謝状を贈られたのは、淵脇次男さん(71)と佳子さん(60)夫妻です。
先月15日の午後6時ごろ、2人が自宅にいたところ、広陵町にある近くの池で
子どもが溺れていると、通行人から声をかけられました。

男の子がバタバタしながら沈むのが見えたということで、次男さんは、深さ約2メートルの池に飛び込み、
底から引き上げて岸まで運び、佳子さんが抱き上げて、119番通報しました。
男の子は小学2年生で、ボールを取りに池に入って溺れたということで、今では元気になったということです。

10日は、香芝警察署で島中誠署長が
「危険を顧みない行動に深い感謝の意を表します」と言葉をかけ、感謝状を手渡しました。
幼稚園で用務員をしている次男さんは、
「気がついたら池の中にいて、2回ほど手探りしたら子どもにあたったので、引き上げました。
孫もいて、ふだん子どもに接する仕事をしているからこそ、
そして、夫婦あうんの呼吸があったからこそ、できたことだと思います」
と話していました。

佳子さんは、「無我夢中でした。男の子が元気になって良かったです」と話していました。

05/10 16:34