0001ガーディス ★
2019/05/10(金) 19:49:46.40ID:fNGz32zY9動物科学科の2、3年生23人が「Anno(あんのう)美魔女エッグプロジェクト」として取り組んでいる。鶏は一般的には生後1年半から2年で産卵数が減り、殻が割れやすい軟卵も増えるため廃鶏となる。より長期間採卵できないかと考え、鶏を健康に保つために竹炭を餌に混ぜている農家がいると知り、生徒らも検討した。
まず市販の竹炭をハンマーで細かく砕き、どれくらいの大きさの粒なら鶏が食べるかを試験した。直径2、3ミリの米粒ほどの大きさなら、最初は戸惑うものの食べることが分かった。
竹炭を0・4%の割合で餌に混ぜ、水も竹炭でろ過したものを与えた。すると、廃鶏間近の鶏でも軟卵が減り、販売基準の一つである荷重3キロに耐えられる卵が取れるようになった。プロジェクトのリーダーを務める3年生の宮本朱理さん(17)は「竹炭の健康効果で栄養が吸収しやすくなり、年老いた鶏も元気になったのではないか」とみている。夏場の課題だった下痢も減ったという。
昨年11月に地域のイベントで初めて販売した時には、80パック(1パック10個)を完売。購入者へのアンケートでは、「美魔女エッグ」という特徴的な名前から、興味を持って買う人が多かった。定期的に校内でも販売し、徐々に知名度が上がってきたという。
今は粒状の竹炭を購入し、飼養する800羽全てに与えている。卵は殻の硬さだけでなく、栄養価も改善。専門機関で分析したところ、脂質とコレステロールの含有量が15%減少。カロリーも10%減っていた。
プリンなど加工品開発も進めている。宮本さんは「高校の新しい商品。健康的な卵としてもアピールし、多くの人に食べてもらいたい」と話す。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/16430846/
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