衆院憲法審査会は9日、憲法改正を問う国民投票時の政党CM規制について、民放連幹部を参考人招致し、意見聴取する。
与党幹部の舌禍や、左派野党の「欠席戦術」もあり、審査会での実質的議論は何と1年半ぶりだ。
こうしたなか、ロシアに祖国を侵攻され、領土の一部を奪われたウクライナの留学生が、憲法記念日(3日)に「公開憲法フォーラム」で披露した講演が注目されている。
抑止力や集団的自衛権を軽視する自称平和主義者の主張が、ウクライナが犯した過ちと酷似しているというのだ。

 フォーラム参加者が息をのんで聞き込んだという、こんな講演を行ったのは、ウクライナの留学生、ナザレンコ・アンドリー氏(24)。

 アンドリー氏の主な発言は別表の通り。講演の動画は「第21回 公開憲法フォーラム【全編】(https://youtu.be/gYsuge4SX4I?t=3647)」で、冒頭から1時間ほどで視聴できる。


 【ナザレンコ・アンドリー氏、公開憲法フォーラムでの主な発言】

 「ウクライナは2014年、ロシアに侵略され、一部の領土(クリミア半島)を奪われ、いまも交戦が続いている。毎日犠牲者が出ている」

 「日本で憲法改正に反対する方々の主張は、ウクライナが犯した過ちと非常に似ている」

 「1991年、ウクライナがソ連から独立したとき、核兵器と100万人の軍隊があった。維持費がかかり、隣国に警戒されるとして、核兵器をすべて譲り、軍隊を20万人に縮小した」

 「ウクライナ人の多くも、『隣国に侵略されることは非現実的だ』と考えていた。
今、平和ボケしていた時期を振り返ると、『戦争が一切起きない』と考えさせることも敵の戦術の1つだった」

 「日本の自称平和主義者を、ウクライナの前線に連れて行きたい。戦火で燃え尽きた村の廃虚、ミサイルが落ちている中で学校の地下に隠れる子供たち、戦没者のお墓を見せて聞きたい。『貴方が望んでいる日本の未来はこれなのか?』と」

 「憲法が改正されない日本の状況を隣国はどう受け止めるか? 『日本人は武力攻撃したら、押し付けられたルールに従う』
『日本の領土を奪っても、国民を拉致しても、ミサイルを飛ばしても、国際条約を破ってもまったく動かない』と。こう思われることこそ、戦争を招く」

 「国際情勢が深刻化するなか、(憲法改正の)歴史的チャンスをつかむか、台無しにするかで、子孫が今の日本人をどう評価するかが決まる」
「令和と名付けられた新しい時代に、日本は大和精神に基づく法令(憲法)によって統治されるようになると信じる」

https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/news/190510/soc1905100003-s1.html

★1: 2019/05/11(土) 08:32:02.56
※前スレ
【日本のお花畑論客一蹴】ウクライナ人留学生「日本の自称平和主義者をウクライナの前線に連れて行きたい」★12  
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1557584053/