アメリカのトランプ大統領は来月下旬に開かれるG20大阪サミットに出席するため来日し、中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領と会談することを明らかにしました。

アメリカのトランプ政権が中国からの輸入品に対する関税を引き上げた対し、中国も報復措置としてアメリカからの輸入品への関税上乗せを発表するなど、米中両国の貿易をめぐる対立はさらに激しくなっています。

こうした中、トランプ大統領は13日、ホワイトハウスで記者団に対し、「中国の習近平国家主席と直接、会うことにしている」と述べ、来月下旬に開かれるG20大阪サミットに出席するため来日し、習近平国家主席と会談して貿易問題について話し合うことを明らかにしました。

またトランプ大統領は北朝鮮やベネズエラ情勢をめぐって立場の違いが浮き彫りとなっているロシアのプーチン大統領とも日本で会談することを明らかにしました。

トランプ大統領は今月25日から28日までの日程で、国賓として来日する予定で、2か月続けて日本を訪れることになります。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190514/k10011915161000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002