0001ガーディス ★
2019/05/15(水) 15:02:12.62ID:1Ndpz78Z9実験では脂肪分が多い餌を与えて太らせたマウスに「腸管寄生蠕虫(ぜんちゅう)」と呼ばれる、体に害がない複数の寄生虫を感染させ、細胞や血液の変化を調べました。
その結果、寄生虫に感染したマウスは、感染していないマウスと比べて同じ量の餌を食べていても、体重の増加が抑えられたうえ、血液中の中性脂肪が低下することがわかりました。
研究グループの分析によりますと寄生虫は「腸内細菌」を増やし、この細菌が作用してエネルギーの代謝を高める特定のタンパク質を増加させたことがわかり、脂肪を燃焼しやすい体になっていたということです。
また、寄生虫に感染しても健康に変化はなかったということです。
研究グループの国立感染症研究所の久枝一部長は「寄生虫によって痩せるという話は昔からあったが、その効果が世界で初めて科学的に証明された。今後は、さらに詳しいメカニズムを解明し、肥満を抑制できる健康食品や薬などの開発につなげていきたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190515/k10011916651000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006