乗鞍スカイライン半年ぶり開通 約5メートルの雪壁も
毎日新聞 2019年5月15日 19時05分(最終更新 5月15日 19時05分)
https://mainichi.jp/articles/20190515/k00/00m/040/186000c

 岐阜、長野両県をまたぐ北アルプス乗鞍岳(3026メートル)の山岳観光道路「乗鞍スカイライン」(岐阜県高山市、14.4キロ)が15日、約半年ぶりに開通した。積雪のため昨年11月から冬季閉鎖されていた。

 開通を待ち望んだ登山者や観光客を乗せたシャトルバスは、ふもと近くの「ほおのき平バスターミナル」や「平湯バスターミナル」を出発。
道路沿いには残雪による高さ約5メートルの雪壁もあり、終点の畳平(2702メートル)までの雲上ドライブを楽しんだ。

 畳平では、気温3度の肌寒さの中、約300人が参加して「乗鞍岳山開き祭」があり、今シーズンの安全を祈願した。
シーズン中、11万5000人の入山者を見込んでいる。

◇ 全線開通し、雪壁の間を進むバス=岐阜県高山市丹生川町の乗鞍スカイラインで2019年5月15日午前9時39分、大竹禎之撮影
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