5/16(木) 21:34配信
Web東奥

 4月、サルに追い掛けられたとみられる児童2人が車にはねられ重軽傷を負った青森県大鰐町唐牛地区で、5月に入りサルの目撃情報が激減している。町は同地区に大型のサル用わなを仕掛ける予定だったが、食害の多い地区に設置場所を変更するか検討している。町は16日、町学校給食センター隣の車両ターミナルに大型わなを搬入した。

 町によると、4月10日の事故後、同地区では毎日のようにサルの目撃情報が寄せられていた。ただ同25日にメスザル1匹を捕獲してからの目撃情報は1件(16日正午現在)にとどまる。

 わなは約78万円で町が購入。重さ約750キロで、組み立てると長さ、奥行き4メートル、高さ2.6メートル。側面だけでなく、天井から侵入しても捕獲できる。

 町では数年前からサルによるリンゴの食害が発生。被害額は2017年度約21万8千円、18年度約15万3千円となっており、農家から対策を求める声が上がっている。

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