https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190519/k10011921771000.html

鹿児島県奄美市の兄弟2人が乗り込んだ漁船が19日、港を出たあと行方が分からなくなり、海上保安部が捜索をしています。

行方が分からなくなっているのは、奄美漁業協同組合所属の漁船、「MEGUMI」です。

奄美海上保安部によりますと、この漁船には、奄美市笠利町の岩元正男さん(39)と、弟の岩元宗谷さんの2人が乗り込み、
19日午前8時に大笠利港を出港しましたが、午後2時の帰港時間になっても戻らないことから、家族が漁協を通じて
海上保安部に捜索を要請しました。
船は全長5メートル余りで、ふだんは奄美大島近海でタイなどの一本釣り漁を行っているということです。

海上保安部が巡視船と航空機を出して捜索していますが、漁船は見つかっておらず2人と連絡もつかないということです。

気象台によりますと、19日の奄美大島近海は風が強く、波もうねりを伴って高い状態だったということです。