「集まれば工事は止められる。我々の勝利だ」 市民が資材搬入止める/沖縄

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で20日午前9時半すぎ、建設に抗議する市民ら200人超が米軍キャンプ・シュワブゲート前に集まり、資材搬入を阻止した。市民らは「集まれば工事は止められる。我々の勝利だ」と喜んだ。

 この日は午前8時ごろ、19日まで行われた5・15平和行進に参加した市民らが結集。連日抗議行動に参加する人々や毎週月曜に集まるメンバーに県外からの参加者が加わり、ゲート前を埋めた。

 資材を搬入するトラックは午前9時15分ごろから集まり始め、ゲート前から列を作ったが10分ほどで現場を離れていった。抗議する市民らはその後も警戒を続けている。【琉球新報電子版】

(琉球新報)

1回目の資材搬入を阻止し、トラックが現場を離れることに喜ぶ市民ら=20日午前9時半ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前
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2019年5月20日  毎日新聞