君が代不起立、処分取り消し=教諭1人逆転勝訴−大阪高裁

 卒業式などでの君が代斉唱時に起立しなかったことを理由に戒告処分を受けた大阪府立高校の教諭ら7人が、府に取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は23日、訴えを退けた一審判決を変更し、うち教諭1人の処分を取り消した。

 
 石井寛明裁判長は、この教諭に関しては校長が起立斉唱について本人の判断に委ねる趣旨の発言をしており、職務命令はなかったと認定。処分は「裁量権を逸脱・乱用してなされ違法」と判断した。他の6人に対する処分は適法とした。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190523-00000116-jij-soci
5/23(木) 19:17配信 時事通信