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突然の雨はシェアでしのいで―。福岡市は、公共施設や百貨店など繁華街を中心とする41カ所で、
誰でも利用できる雨傘を計約千本用意するサービスを取り入れた。観光客や買い物客らが傘を持たずに
動き回れるようにするとともに、使い捨てられるビニール傘を減らしたい考えだ。

利用するには、無料通信アプリLINE(ライン)で、東京のベンチャー企業が昨年12月から手掛けるサービス
「アイカサ」のアカウントを登録する必要がある。福岡市で導入された今月21日までに東京都内とさいたま、
横浜両市で展開。計約120カ所で傘が設置され、アカウント登録者は1万人を超えたという。