一昔前の日本史教科書の通説は、随分とひっくり返されているらしいね。
「士農工商」の四段階説も怪しいとか。

博徒のルーツは関ヶ原の合戦や大坂の陣で大量に発生した失業武士となってきたし、
テキヤは「神農」で薬の行商人がルーツで、博徒とテキヤを合わせた「ヤクザ」と
被差別部落は、起源的には無関係と言われるようになった。
むしろ「士農工商穢多非人」の外に今のヤクザに相当する暴力のプロがいて、
この層が武士よりも強く(武士は人を殺した経験がない)、倒幕戦争や、
明治維新後の自由民権運動の指導者になった、とも言われている。

犯罪者の問題だとサンカが大きいだろう。サンカ=忍者なのか、
サンカにしかできない、超人的な身体能力を必要とする犯罪があると、
元検事から聞いたことがある。