戦争発言「思い踏みにじった」 千島連盟総会で批判相次ぐ

 北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)の
通常総会が27日、札幌市内で開かれ、出席者からビザなし交流で
国後島訪問中に戦争による領土奪回に言及した丸山穂高衆院議員を
批判する声が相次いだ。同連盟の脇紀美夫理事長は「元島民や後継者の思いを
踏みにじった」と指摘し、領土返還運動に影響を及ぼさないよう取り組むことを
確認した。

 脇理事長は、総会で丸山氏に連盟として抗議文を23日付で送付したことを報告。
丸山氏は「戦争しないとどうしようもなくないか」などと発言した上、夜間に
外出を試みるなどトラブルを起こしており、脇理事長は「常軌を逸した言動」と
批判し、「心を乱されることなく、連盟として取り組むべきことをしっかり
進めていく」と語った。


北海道新聞(05/27 19:19)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/309266

千島連盟の総会で、丸山衆院議員の発言を批判した脇理事長
https://static.hokkaido-np.co.jp/image/article/290x290/309/1210dcf669c184eaa49c1775bbdaeaa8.jpg