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農林水産被害 2018年は5679億円 異常気象災害で2011年に次ぐ水準
2019/5/28 13:30 (JST)
©株式会社フジテレビジョン

相次いだ台風や長雨など、異常気象の影響で、2018年の農林水産関係の被害は、過去10年で2番目に大きい額となった。

政府が27日朝の閣議で決定した2018年度の農業白書によると、2018年は7月の豪雨や台風、北海道の胆振東部地震などの影響により、農林水産関係の被害額は5,679億円となり、過去10年では、東日本大震災があった2011年に次ぐ水準となった。

被害の内訳は、農作物などの被害が1,122億円、農地や農業用施設が2,138億円、山崩れなどによる林野関係が2,275億円となっている。

近年は、異常気象にともなう大規模な災害が多発し、農林水産関係の被害額は増加傾向になっているという。