インターネットの掲示板に、カリタス学園の周辺で子どもらに危害を加えるという趣旨の書き込みが見つかり、警察が警戒している。

調べによると29日朝、ネットの掲示板に「本日多摩警察署とカリタス学園の周辺で、警察官と児童と周辺住民10人以上めったざしにします」と書き込まれているのが見つかった。

警察は警戒のため、学校周辺に警察官を配置するともに、書き込んだ人物の特定を進めている。

事件から一夜が明け、現場付近の小中学校では、今回の事件を受け、警察官およそ80人や市の職員などが通学路に立ち、子どもたちの登校を見守った。

また、保護者も子どもに付き添い、手をつないで登校するなど、不安な表情を浮かべていた。

現場付近の学校の保護者は、「子どもたちもショックで、1人だと怖い怖いと」、「(子どもと普段通学する?)普段はしないですよ。心配は心配です」などと話した。

また、29日朝は、事件を受けて各地の小学校でも教員や警察などが通学路で警戒にあたった。

およそ400人がスクールバスで通う愛知・名古屋市の小学校では、29日からバスの停留所11カ所全てに教職員が立ち会い、子どもたちが無事にバスに乗り込み出発する様子を見守った。

保護者は、「1日中心配ですね、全く同じケースだったので。(先生の同乗は)非常に安心できますね」と話した。

こうした警戒態勢は、当面の間、続くとみられる。

fnnニュース
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