陸上自衛隊は、2019年5月27日(月)に東京都西多摩郡檜原村で発生した山林火災に対応しました。消防の消火活動で鎮火に至らず、同日20時55分に東京都知事からの災害派遣要請を受け、陸自が災害派遣活動にあたりました。

活動部隊は5月27日(月)21時45分、陸上自衛隊朝霞駐屯地第1施設大隊の初動対処部隊が現地へ向け駐屯地を出発、5月28日(火)4時30分に到着し、航空機へのバケット取付作業などを開始しました。

5月28日(火)5時12分には、立川駐屯地所属の東部方面ヘリコプター隊のUH-1映像伝送機が1機、情報収集のため離陸、4時57分以降、相馬原駐屯地所属の第12ヘリコプター隊のCH-47Jが3機、空中消火のため順次離陸し、5時50分以降、消火活動を開始しています。5時23分には、立川駐屯地所属の第1飛行隊のUH-1が1機、空中統制のため離陸し、6時45分に東部方面ヘリコプター隊のUH-1映像伝送機が1機、情報収集のため離陸しました。

また、自衛隊東京地方協力本部、第1施設大隊、練馬駐屯地第1師団司令部、第1飛行隊、第1施設大隊の各LOが東京都庁と檜原村役場に向け出発し、それぞれ情報収集を実施、第12ヘリコプター隊のLOは現地で情報収集を行っています。

活動規模は、人員約10名、車両1両、航空機6機に加え、連絡員12名、連絡員車両5両です。


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火点へ放水する様子


Fly Team 2019/05/29 13:15
https://flyteam.jp/airport/tachikawa-airfield/news/article/110647