沖縄県の玉城デニー知事は31日の記者会見で、米海兵隊の沖縄駐留について

「海兵隊が沖縄に駐留せずとも、日米の安全保障体制を毀損することはないという考えもあろうかと思う」と述べた。

また「海兵隊の抑止力は全体の一部で、海兵隊のみが抑止力として強調されるものではない。
それ以外の戦力でも十分、対処可能なのではないか」とも述べた。

玉城氏は今月14日付で送付した米政府・軍関係者への書簡で
「米国は海軍と空軍によって中国・北朝鮮問題に対応することができるだけの力を有する」と述べていた。

一方、同県石垣市の市議が乗船した漁船が5月24日に尖閣諸島(石垣市)周辺海域を航行した際、
中国公船に追い回されたことについて、
玉城氏は「中国公船が(尖閣諸島の)周辺海域をパトロールしていることもあるので、
故意に刺激するようなことは控えなければならない」と述べた。

https://www.sankei.com/politics/news/190531/plt1905310016-n1.html