任期満了に伴う青森県知事選挙は2日投票が行われ、無所属の現職で自民党青森県連と公明党が推薦した三村申吾氏が5回目の当選を確実にしました。

青森県知事選挙の投票は午後8時に締め切られました。NHKの情勢取材や投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などでは自民党青森県連と公明党が推薦した現職の三村申吾氏が、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党が自主的に支援した佐原若子氏を大きく引き離して極めて優勢で、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、三村氏の5回目の当選が確実になりました。

三村氏は63歳。青森県の旧百石町の町長を経て衆議院議員となり、1期目の途中の平成15年、青森県知事選挙に立候補して初当選しました。

選挙戦で三村氏は財政再建に取り組んだ4期16年の実績を強調するとともに、県産品の販路拡大による農林水産業の振興や、企業誘致や創業支援を通じて若者の雇用環境を整備し、移住や定住を促進していくことなどを訴えました。

その結果、推薦を受けた自民党と公明党の支持層に加え、いわゆる無党派層などからも幅広く支持を集め、5回目の当選を確実にしました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190602/k10011938571000.html