http://about.smartnews.com/ja/2019/06/03/20190603/

2019.6.3
プレスリリース
スマートニュース、子会社『スローニュース』を立ち上げ、「調査報道支援プログラム」を始動

 スマートニュース株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:鈴木 健)は、子会社『スローニュース株式会社』(代表取締役:瀬尾 傑)を設立したことをお知らせいたします。

 スローニュース株式会社は、ジャーナリズムの分野において特に重要視されている「調査報道」と、それを支えるジャーナリスト、メディアの活性化を目的に設立されました。その最初の取り組みとして、『調査報道支援プログラム』をスタートします。

 調査報道は、報道機関やジャーナリストが独自の調査によって問題を発掘する報道の手法です。かつてのウォーターゲート事件報道や田中角栄金脈研究のように大きな社会的影響をもつ一方で、時間や費用がかかることから近年ではその取り組みが難しくなりつつあります。

「世界中から良質な情報を必要な人に届ける」というミッションをもつスマートニュースは、もっとも良質な情報の一つである調査報道を継続的に生み出すエコシステムをつくることを目指し、スローニュースを設立しました。

『調査報道支援プログラム』は、スローニュース社が、調査報道に取り組むメディアベンチャー、NPOなどの団体や個人に対して、取材活動にかかる費用や作成したコンテンツの配信などに協力、支援するものです。

 支援対象は下記を想定しています。

(1)メディアベンチャーならびに独立起業を目指すジャーナリストグループ、NPOなどの団体
(2)フリーランスライター、ビデオジャーナリスト、研究者など調査報道に取り組む個人
(3)新聞、テレビ、出版、ネットメディアなど既存メディアによる調査報道への取り組み

 支援対象の選考は、取り組むテーマの社会的インパクトや取材体制といった複数の基準をもとに、スローニュース社が審査しました。今後は広く公募することも検討しています。

第1期プログラムの参加ジャーナリスト・団体は下記の方々を予定しています。今後、それぞれが、独自に取材記事を発表していく予定です。
(リンク先に続きあり)