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拡大自殺の盲点 川崎19人殺傷事件で論じられない問題

Naoki Matsuzawa 松沢直樹
2019/06/01 04:39
ご遺族の心情に寄り添い 問題の本質を考える議論を

川崎市多摩区の路上で、51歳の男が、私立小学校の児童ならびに大人19名を刃物で襲う事件が発生した。
うち、2名が死亡するいたましい事件となったが、被疑者はその場で自殺を図り、犯行目的が閉ざされる最悪の結果を迎えている。

その後の報道で、被疑者が刃物を事前に準備していたことや、犯行現場となった小田急線登戸駅へ降り立ったあと、的確に犯行に移っていることから、事前にじゅうぶんな計画が練られていたことは疑うまでもない。

社会において守られるべき存在である「子供」が殺害されたこと、また、同じく凶刃に倒れた成人男性も、ミャンマーと良好な関係を構築する外交官として多くのミャンマー人人から尊敬を集める人として、事件現場には今も花束を手向ける人が絶えない。

この理不尽な事件に接して、「死ぬなら一人で死ぬべき」という意見が多数集まっている。ある日突然、理不尽な形で我が子や夫・父を失ったご遺族の心情を察すれば、もっともな意見である。

今回の事件は、累形が指摘されている2001年に発生した大阪教育大学附属池田小学校とは違い、被疑者がすでに死亡している。
被疑者が未成年なら、保護者に責任を問うこともできるが、すでに成人していることから、それも難しい。
やり場のない怒りが、先のような発言を生むのは至極当然だと言えるだろう。

このこともあってか、一部の社会活動家から発信された「孤立させる人のそばに立ってこの問題を考えてほしい」という趣旨の意見が物議を醸している。

被害者のご遺族ならびに学校など、被害を受けた方に、そのような人間愛を持てと解釈される発言は、到底受け入れられないだろう。
また、他意があるにせよ、今は、ご遺族や被害に遭われた方々に寄り添うことを優先すべきである。

誰も指摘しない「拡大自殺」という現象の盲点
(リンク先に続きあり)

★1のたった時間
2019/06/01(土) 22:16:10.73

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