すかいらーくホールディングス(HD)は5日、プラスチック製ストローの提供を「ジョナサン」など主力13ブランドでもやめると発表した。昨年12月にはファミリーレストラン「ガスト」でも提供をやめており、6日からは約1400店でプラ製ストローを撤去、7月にはグループ全店で全面廃止する見通しだ。

「ジョナサン」や「バーミヤン」など、事業会社であるすかいらーくレストランツ傘下の主力チェーン13ブランドでの使用を新たに取りやめる。来店客からの希望があった場合や、タピオカドリンクのような飲料を提供する時には、トウモロコシ由来の生分解性ストローを提供する。

日本での「脱プラ」の潮流は加速している。すかいらーくの「ガスト」に続き、多くのチェーンが提供を中止。3日には原田義昭環境相が小売店などで配られるレジ袋の有料化に向けた法整備を進める意向を示している。

2019/6/5 15:52 日本経済新聞
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