(CNN)英イングランド北部イーストヨークシャーで、77歳の男が6歳のひ孫を空気銃で撃って殺害したとして殺人などの罪に問われ、10日に裁判所で行われた罪状認否で起訴内容を認めた。

曽祖父のアルバート・グラノン被告(77)は2018年7月26日、ひ孫のスタンリー・メットカーフ君(当時6)を空気銃で撃って死亡させたとして、殺人と火器の不法所持罪で起訴された。

英PA通信が検視法廷の審理内容として伝えたところによると、スタンリー君は腹部をペレット弾で撃たれ、負傷して死亡した。

遺族は事件後に発表した談話の中で、スタンリー君を「活発で元気いっぱいだった」と回想していた。

事件を担当した捜査員のレベッカ・ディッキンソン氏によると、グラノン被告はこれまで、事件について心から悔いる様子を見せていなかった。「私たち捜査員にとっても、ひどく心をかき乱される事件だった」と同氏はコメントしている。

PA通信によれば、グラノン被告は条件付きの保釈が認められた。判決は7月2日に言い渡される。

ピーター・ケルソン裁判官はグラノン被告に対し、「本件は悲劇的であると同時に極めて深刻であり、禁錮刑が言い渡される可能性が大きい。その心構えをしておかなければならない」と告げた。

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