埼玉県和光市幹部が詐欺の疑い
生活保護受給者の現金だまし取る

 埼玉県警は13日、同県和光市福祉事務所で保管していた生活保護受給者の現金200万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、同県新座市栄、和光市企画部審議監東内京一容疑者(55)を逮捕した。

 逮捕容疑は、和光市の福祉事務所長だった2015年2月9日〜3月18日、生活保護受給者の80代女性の自宅から回収し、福祉事務所で保管していた現金200万円について、職員に「詐欺グループの金らしい」「検察に持って行く」などとうそを言い、女性から詐取した疑い。

 県警によると、女性宅で15年、現金約1200万円が見つかり、福祉事務所はそのうち約250万円を回収して金庫で保管した。

共同通信 2019/6/13 16:52 (JST)
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