交番の警察官刺され意識不明 拳銃奪い犯人逃走 大阪 吹田
2019年6月16日 10時06分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190616/k10011954391000.html

16日早く、大阪 吹田市の交番前で26歳の男性巡査が男に包丁で胸を刺されて拳銃を奪われました。巡査は意識不明の重体です。警察は強盗殺人未遂事件として男の行方を捜査するとともに、付近の住民に外出を控え、家の鍵をかけるなど警戒の呼びかけを続けています。

15日午前5時半ごろ、大阪 吹田市の千里山交番前の路上で、この交番の古瀬鈴之佑巡査(26)が左胸に包丁が刺さった状態で倒れているのを近くの駅の駅員が見つけました。

古瀬巡査は病院に搬送されましたが、体を複数箇所刺され意識不明の重体だということです。

また警察によりますと、巡査が所持していた数発の弾が入った拳銃が、強奪防止用の金具のフックが外され奪われたということです。

捜査関係者によりますと、当時の交番勤務は当直の3人態勢で、窃盗事件の通報が入ったため、このうち2人が現場に向かい、巡査は交番を出ようとしたところで刺された可能性があるということです。

電話は公衆電話からかかっていて、実際には窃盗事件は起きていなかった疑いがあるということです。

警察の調べによりますと、現場近くの防犯カメラに事件の1時間余り前、年齢が30代くらいで、黒っぽいジャンパーに白いTシャツ、黒っぽいズボンを身につけた不審な男が交番の周りをうろついているのが写っていたということです。

警察は強盗殺人未遂事件として捜査本部を設置し、男の行方を捜査するとともに、付近の住民に外出を控え、家の鍵をかけるなど警戒の呼びかけを続けています。
救急隊員「巡査は搬送中意識あり」
襲われた男性巡査を大阪大学医学部附属病院高度救命救急センターに運んだ救急隊員によりますと、巡査は搬送中は意識があったということです。

現在は集中治療室で全身麻酔をかけて治療を受けているとみられるということです。
目撃者の男性「早く犯人捕まってほしい」
刺された警察官を目撃したという20代の男性は「通勤で千里山駅に到着すると警察官と救急隊の人がいて、人が倒れているのが見えた。最初は一般の人だと思ったが、あとから警察官だと聞いて驚いた」と話しています。

そのうえで「地域の安全を守ってくれる人が刺されたのは悲しくて残念です。この駅は通勤に使っているので早く犯人がつかまってほしい」と話していました。

全国で相次ぐ交番襲撃 対策のさなかに
交番で警察官が襲われる事件は全国で相次いでいて、再発防止に向けた対策が進められていました。

去年6月、富山市の交番で警察官が男に殺害されて拳銃を奪われたうえ、この拳銃で近くの小学校の警備員の男性が撃たれて死亡しました。

また去年9月には仙台市の交番で、警察官が男子大学生に刃物で刺されて死亡しました。

こうした事件を受けて、警察庁は刃物が突き通せないように防ぐための服を常時着用することや、交番に警察官を複数配置することなど、交番の安全強化を図るよう全国の警察に指示していました。

また、拳銃が奪われにくいように改良した新型の拳銃ケースを、ことしの3月から全国の警察に順次導入を進めているところでした。
警察官の拳銃 奪われないための対策は
警察官が拳銃を装着する際には、拳銃のグリップの部分につりひもを付けて腰のベルトの部分と結び、奪われないような対策をしています。

このひもは金属のワイヤーのような特殊な素材が入っていて、はさみなどは簡単に切断できないようになっているということです。

拳銃のグリップとひもの部分は金具のフックで結ばれていて、今回はこのフックを外して拳銃が奪われたということです。

フックは外しにくい構造になっていますが、鍵はないということです。

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★1が立った時間 2019/06/16(日) 06:51:37.80
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