https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190616-00000018-asahi-soci

名古屋港水族館(名古屋市港区)で20年以上展示されずバックヤードで飼育されていた生き物が、
一世一代の大勝負に挑んでいる。腸のような姿をしているシワヒモムシだ。
全国の動物園や水族館で飼育される一風変わった生き物20個体が人気を競う
「へんないきもの大王タイトルマッチ」に出場している。

飼育されているシワヒモムシは体長約70センチ。その名の通り、しわのあるひものような姿はまるで動物の腸。
日本で見られる種もあるヒモムシの一種で、主に南極近くの海に生息する。

名古屋港水族館では4体飼育している。「年齢は分からず、もしかすると40年以上生きているかもしれません」
と飼育担当の安藤友佑さん(33)。活発に動くことは少なく、魚などの死骸を食べるという。


エサのアジを食べるシワヒモムシ。丸のみする(名古屋港水族館提供)
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20190616-00000018-asahi-000-view.jpg