北海道別海(べつかい)町の野付(のつけ)湾で18日、明治時代から続く伝統漁法によるホッカイシマエビ漁が始まった。

 尾岱沼(おだいとう)漁港から、三角形の帆を広げた「打瀬(うたせ)舟」25隻が午前4時半過ぎに出漁し、風を受けながら漁にいそしんだ。

 漁は夏と秋に、引き網漁法で行われる。エビが生息する浅瀬の海草を守るため、漁場ではスクリューを止め、風の力で船を動かして網を引く。漁師の男性(62)は「形も大きくて、とても手応えを感じる。味も抜群」と笑顔で話した。漁期は7月25日まで。

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