https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190618-00010004-biz_lifeh-sci
 「応急修理といえばダクトテープ」が、もはや文化と言えそうなアメリカですが、彼の国においてテープを使った補修は、
とんでもないレベルにまで到達していました。
以前「FiberFix」というテープ型補修材をご紹介しましたが、さらにレベルアップした使い方にも対応できるスグレモノが『Forj』です。

■補修、つなぐ、パーツをつくる。変幻自在の樹脂製リボン
テープというよりは、リボンという方がより適切でしょうか。
熱を加えることで変形し、冷やせばまた硬化する「高分子複合樹脂繊維」でできている補修材です。

■驚きの強度と自由度。発想次第でいろいろ作れる
約1000ポンド(約450kg)の引っ張り強度がありますので、動画にも映っていたように車の牽引にも耐えられますし、簡易的な樹脂製ナットや、
ギプスの代用品を作ることも可能。
つまり、割れた部品をつなぎ合わせるだけでなく、形を整えることさえできれば、あらゆる樹脂製パーツを作れるということ!

■お湯やヒーターで加熱するだけ。やり直しもできる
使い方は簡単。
60度の熱で柔らかくなる熱可塑性を持った材質なので、湯せんするかヒーターなどで軟化させ、該当の補修箇所に当てて、冷えて固まるのを待つだけ。
もう一度熱を加えれば再び軟化しますので、やり直しや再補修も自在です。
キッチンウェアなど、熱が加わるものの補修には使えませんが、大抵の身の回りのものが補修可能になると言っても過言ではないでしょう。

1巻6メートルの本体価格は19.99ドル(約2200円)で、日本への送料は13.54ドル(約1500円)。なお、Amazon.co.jpでも取り扱いがあります。