【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は18日、米アップルが、経営が苦境に陥っているジャパンディスプレイ(JDI)の支援を検討していると報じた。債権の一部放棄や資金支援などが持ち上がっているという。

 アップルは、JDIの売上高のほぼ半分を占める大口顧客。JDIが、アップル向け液晶パネルの工場を建設した際に、アップルから融資を受けた経緯がある。

 同紙によると、アップルはJDI向け融資の返済条件の緩和に同意。しかし、JDI救済を検討中の投資家が、アップルに対し、債権の一部放棄などの支援策を要求。アップルは検討する姿勢を示しているという。

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