「逃走おそれなく任意で」
06月19日 18時53分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190619/4060002936.html

今月上旬、アメリカ軍岩国基地に所属する兵士が岩国市内で乗用車を盗んだうえ、事故を起こしたなどとして警察から任意で事情を聴かれていることについて、
県警察本部の柴山克彦本部長は19日の県議会で「逃走や証拠隠滅のおそれがなかったため逮捕せず、任意で聴いている」と述べました。

これは19日の県議会の一般質問で答えたものです。
警察などによりますと、今月7日、アメリカ軍岩国基地に所属する男性兵士は岩国市旭町のコンビニエンスストアの駐車場で乗用車を盗んだうえ、
車などにぶつかる事故を起こすなどした疑いが持たれていて、警察は兵士から盗みや道路交通法違反の疑いで任意で事情を聴いています。

これについて、岩国市・和木町選挙区選出の井原寿加子議員が事実関係や捜査の見通しについて質問したのに対して、
県警察本部の柴山克彦本部長は「任意で捜査を行っている。今後の見通しについては現在捜査中で、答えを控えさせていただく」と述べるにとどまりました。

また、井原議員から「飲酒運転による事故なのに、今回逮捕しなかったのはアメリカ兵だからなのか」と問われたのに対して柴山本部長は
「容疑者を逮捕するためには逃亡や証拠隠滅のおそれがある場合に証拠に基づいて逮捕する。容疑者が日本人でもアメリカの軍人でも何ら変わりはない」と述べて否定しました。

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