こんにゃく使ったタピオカ出荷10倍、ブームは香川の中小にも
アイスクリームやおにぎりにも!?
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ニュースイッチ 2019年06月19日
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 タピオカ入りドリンクやスイーツの人気が高まる中、ハイスキー食品工業(香川県三木町、菱谷龍二社長、087・898・1125)の「マンナンタピオカ=写真」の出荷量が急増している。2017年度は約10トンだったが、19年度は約100トンを見込む。

 同商品はタピオカでんぷんをこんにゃくで固めたもの。特許技術の脱アルカリ加工により、こんにゃく特有のにおいがない。

 これまでは飲料メーカーを中心に業務用に販売していたが、「アイスクリームやおにぎりなど飲料以外に用途が広がっている」(菱谷社長)ことが、以前のブームとの違いだという。

 このブームを受けて、同社では7月に一般向け商品を発売する予定。今後は委託生産先の開拓や生産ラインの増設、充填工程の自動化などを図り、急激な受注増に対応していく計画だ。(高松)
日刊工業新聞2019年6月18日