九州管区警察学校(福岡市)の女子寮に不法侵入したなどとして、福岡県警は20日、同校で教官を務める30歳代の男性警部を住居侵入と県迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為の禁止)の両容疑で福岡地検に書類送検した。警部は容疑を認め、九州管区警察局は同日付で停職6か月の懲戒処分とした。警部は退職の意向を示しているという。

発表では、警部は昨年10〜12月、同校の当直勤務の際、女子寮の部屋に複数回侵入したほか、今年4月には福岡市内の店舗で女性の体を触った疑い。警部は「女性の私生活に興味があった」などと供述しているという。九州管区警察局の富岡洋首席監察官は「誠に遺憾。再発防止に努める」とのコメントを出した。

6月21日12:05  読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190621-OYT1T50182/