小学生の女児や女子中学生ら6人の胸を触ったなどとして、強制わいせつ致傷などの罪に問われた小川勝也参院議員(民進党)の長男遥資被告(23)の裁判員裁判で、東京地裁は21日、懲役4年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

 小森田恵樹裁判長は「連続かつ常習的で、抵抗されにくいという理由で小学生や中学生を狙った卑劣な犯行」と指摘。6件のうち被告が無罪を主張していた女子中学生への強制わいせつ致傷罪1件についても「被害者の証言は信用できる」と判断した。

 さいたま地裁で昨年2月に初公判が開かれたが、東京地裁に併合された。

2019.06.21.
https://www.daily.co.jp/society/national/2019/06/21/0012447591.shtml