あす22日夏至 日脚より急変を実感する一日
樋口 康弘日本気象協会 本社樋口 康弘
2019年06月21日18:30
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あす22日夏至 日脚より急変を実感する一日
きょう21日も局地的に非常に激しい雨が降るなど大気の不安定な状態が続く日本列島。夏至のあす(22日)も昼頃から雨雲があちらこちらで湧いてきて、日の長さより天気の急な変化を実感する一日になりそうです。

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・あすの天気(22日)

●あすの天気(22日)

沖縄は雨や雷雨は朝までとなり、日中は日差しがありそうです。一方で、九州から北海道にかけては大気の状態が不安定です。午前中の日差しと昇温をきっかけに、午後はあちらこちらで雨雲が湧いてくるでしょう。局地的に雷を伴い、1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る恐れがあります。きょうは千葉県内で局地的に雨雲が活発化し、成田市付近で1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。市内では一部で道路が冠水し、列車の運行に影響が出ました。あすもピンポイントで激しい雨や雷雨になり、各方面に影響が出る可能性があります。お出かけの際は、空模様の急変や大雨による土砂災害や川の増水、低い土地の浸水などに十分ご注意下さい。