商業捕鯨 釧路拠点に1日から

来月1日から31年ぶりに再開される商業捕鯨で、沿岸の小型捕鯨船の事業者が初日は釧路市を拠点に船団を組んで操業することが関係者への取材でわかりました。

道内などの沿岸で小型船による調査捕鯨を行っている6つの事業者は、去年12月、政府が31年ぶりとなる商業捕鯨の再開に向けてIWC=国際捕鯨委員会からの脱退を決めたことを受けて、脱退後の7月1日から商業捕鯨に移行することを決めています。
これらの事業者は再開初日の商業捕鯨について、拠点とする港の選定を進めていましたが、クジラの回遊状況や解体施設があることなどを踏まえた結果、釧路港を拠点に決めたことが関係者への取材でわかりました。
今後、関係機関と入港日などの調整を進めるということで、来月1日には出港式を行ったあと船団を組む5隻が一斉に港を出て、早ければ当日にも水揚げが行われるということです。
釧路港を拠点にした商業捕鯨は1週間程度行われる見通しです。

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06月21日 19時40分  NHK