0001チンしたモヤシ ★
2019/06/24(月) 19:11:35.06ID:Zdx0+0i/9産経 2019.6.24 16:51ライフ学術・アート
https://www.sankei.com/life/news/190624/lif1906240028-n1.html
鏑木清方「築地明石町」1927(昭和2)年 絹本彩色・軸装 173.5×74.0センチ 東京国立近代美術館 (c)Nemoto Akio
https://www.sankei.com/images/news/190624/lif1906240028-p1.jpg
東京国立近代美術館(東京都千代田区)は24日、44年間も所在不明になっていた近代日本画の傑作、鏑木清方(かぶらき・きよかた)(1878〜1972年)の「築地明石町」を収蔵したと発表した。かつて郵便切手の絵柄にも採用された、美人画の名手、清方の代表作。長く行方不明であることから“幻の名作”とされてきた。
縦約174センチ、横74センチ。昭和2年、49歳の清方が、自身にとってなじみ深い明石町(東京都中央区)を舞台に描いたもので、明治期に外国人居留地があったハイカラな風景の中に、すらりと立ち姿の美しい婦人を描いた会心の作。西洋風の巻き髪の婦人は、秋風に思わず羽織の袖をかき合わせる。左上には、対岸の佃島に停泊している船のマスト。同年発表して帝国美術院賞を受賞、清方を日本画の巨匠に押し上げた。
個人蔵の作品として戦後、8回ほど国内の展覧会に出品されたが、清方の死後、昭和50年に東京で開かれた企画展を最後に所在がつかめなくなっていた。しかし追跡調査を進めてきた同館が今月、ある個人所蔵者から東京・銀座の画商を通じて購入、収蔵に至ったという。購入額は税込みで5億4000万円。
同館の鶴見香織・主任研究員は「近代の見返り美人ともいわれる清方の代表作。細部まですごく念入り描かれている。美術館で見られるようになったことを喜んでほしい」と話している。
同館は、「築地明石町」と共に所在が判明した清方の「新富町(しんとみちょう)」「浜町河岸(はまちょうがし)」(いずれも昭和5年)も合わせて収蔵。3作品がそろいの表装、箱に入っていることなどから3部作として描かれたことも判明した。3作品とも今年11月1日から、同館で特別公開する予定。
共同通信
44年ぶりに公開された鏑木清方の美人画の名作「築地明石町」。一般公開は11月1日から=24日、東京都千代田区の東京国立近代美術館
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(C583)1971年 切手趣味週間 鏑木清方画「築地明石町」 初日カバー
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