瀧被告にコカイン売った女初公判

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20190625/1000031881.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

俳優でミュージシャンのピエール瀧被告にコカインを売った罪に問われている知人の裁判が開かれ、
知人は7年ほど前から瀧被告と外国人の売人との間で売買を仲介していたことを明らかにしました。

通訳業の田坂眞樹被告(48)は、ことし3月、横浜市内でピエール瀧、本名・瀧正則被告(52)に
コカイン6グラムを15万円で売ったとして、麻薬取締法違反の罪に問われています。
東京地方裁判所で開かれた初公判で、田坂被告は「間違いありません」と罪を認めました。
田坂被告は
「7年くらい前に、瀧さんから『知り合いの外国人のところで荷物を受け取ってほしい』と頼まれた。
瀧さんは『自分が取りに行くと目立ってしまう』という話をしていて、明確な説明はなかったが、薬物だと思った」
とコカインを売り渡すようになった経緯を説明しました。

また、その後は外国人の売人から連絡を受けると瀧被告に
「飲み会があるけど来ますか」などと隠語を使ったメッセージを送り、
コカインの入手について伝えていたと明らかにしました。
その上で田坂被告は
「誰もが知っている芸能人の頼みごとを聞いてあげている優越感があり、
ばれないのではと安請け合いしてしまった。2度とこういう犯罪には関わりません」
と謝罪しました。

検察は受け渡したコカインの量が多く、常習的で悪質だとして、懲役2年6か月を求刑し、
弁護側は「瀧被告の薬物の入手に利用されたにすぎない」として執行猶予のついた判決を求めました。

判決は今月28日に言い渡される予定です。

06/25 13:42