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 2014年にデンマークで設立されたCBDブランド・ENDOCA(エンドカ)が、東京・渋谷にあるTRUNK(HOTEL)(トランク ホテル)でポップアップストアを開催する。
期間は6月25日(火)、26日(水)の2日間。

大麻から抽出される成分カンナビノイドには、主にTHC(テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カンナビジオール)がある。
THCは摂取により陶酔状態、いわゆる「ハイ」になる状態になるための成分が多く含まれている。
CBDは、THCと異なり精神をリラックスさせる成分。精神・神経系への悪影響がなく、身体依存も見られないとされている。
またアルツハイマー病やパーキンソン病などの難病から、関節痛や鬱、てんかんなど、さまざまな症状への効果が近年明らかになっているため、
主に医療分野で注目を集めている。

実は日本においても、種子や茎から抽出されたCBDは規制対象に含まれておらず、CBDを含む健康食品も販売されている。
今年1月には、CBD成分入り飲料水「Marley+CBD」を販売するNew Age Beverages社のCEOが、日本のファミリーマートにも
輸入販売する予定であることも明かしていた(外部リンク)。

■オーガニック大麻から製品開発、ENDOCAとは
 ENDOCAは2014年の創業以来、急速に成長してきたCBD界の風雲児。
除草剤や農薬を使わずに栽培された大麻から製品を作っており、100%オーガニックを保証している。
創業者のHenry Vincenty (ヘンリー・ヴィンセンティ)さんは、十数年間人類にとって有益でナチュラル、かつオーガニックな良薬を探す
旅と研究を続けた末にヘンプの持つ可能性を発見。
科学者としてのバックグラウンドも持つヘンリーさんは、その知識を最大限に活用し、ヘンプ植物から有益なオイルを抽出することに成功した。

その後、ヘンプ栽培に長い伝統を持ち、世界でも最高品質のヘンプを栽培していた家族の協力もありENDOCAを設立。
世界に先駆けていち早くCBDプロダクトを展開。
現在はCBDオイル界のパイオニア的存在として知られている。
そんなENDOCAは今年に入り日本でも展開を開始しており、オンラインショップなどで商品を買うことができる(外部リンク)。

■トランクホテルとコラボしたカクテルも
 イベントではCBDオイル、CBDカプセル、CBDクリームが試供できる他、TRUNK(HOTEL)のカクテルデザイナーによるCBDカクテル、
CBDドリンクが提供される。
規制緩和が目覚ましいアメリカやカナダと比べて、まだまだ大麻への忌避感が強い日本。
隣国の韓国ではすでに医療用大麻が合法化された。

さらに、今月にはアメリカ・コロラド州の大麻関連による税収が10億ドル(約1007億円:6月24日時点)を突破したことが報じられた(外部リンク)。
グローバルな規模で成長産業と目されている大麻関連の動きから、今後も目が離せない。

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