平成で最も成長業種は「医療」

http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20190625/1090004600.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

30年余り続いた「平成」の時代の、産業構造の変化を探った民間の調査で、
県内では、住民の高齢化に伴って「医療業」が最も伸びたことが分かりました。

民間の信用調査会社、帝国データバンク宇都宮支店では、平成元年から30年までの期間を対象に、
県内に本社がある企業の売上高を業種別に累計し、全体に占める割合をまとめました。
それによりますと、病院や老人保健施設などの「医療業」が、
平成元年の0.6%から平成30年には4.5%と9倍に伸びました。
住民の高齢化で、施設や利用が急増したことなどが要因と見られています。

次いで伸び率が高かったのが「広告・調査・情報サービス」で、1.8ポイント増えて2.3%、
「飲食料品小売」も1.8ポイント増えて4.7%でした。
一方、「飲食料品卸売」が、平成元年の8.2%から2.6ポイント減少し、減少幅が最も大きくなりました。

帝国データバンク宇都宮支店では、
「『医療業』が伸びたのは、高齢化の影響でクリニックが増えただけではなく、
福祉施設の利用も急増したことなどが要因と見られる」
と分析しています。

06/25 15:55