山本太郎参院議員(44)が代表を務める政治団体「れいわ新選組」が、4日公示の参院選の公認候補者に、沖縄創価学会壮年部の野原善正氏(59)を選んだことを2日、発表した。

 野原氏は昨年の沖縄県知事選でも創価学会が支持している公明党が推す与党候補ではなく、玉城デニー氏(59)を支援したことでも注目されていた。今回は、さらに一歩進み、自らが出馬することを決めた。

 現在も創価学会に所属しているという野原氏は「自民党の歯止めとなるはずの公明党が暴走をしている。これは絶対に止めないといけません」と強調。「良識ある学会員の皆さんに、現在の間違いを訴えたいと思いますし、学会員以外の方でも、平和を願う考え方には共鳴してくれると信じています」と話した。

 山本氏は、野原氏の公認理由について「学会員の方からは『執行部と違う意見を言うと、脅される』などと手紙をもらっていた。そんな中で、(学会員で)政治的場面で戦える人ということで浮かんだのが野原さんでした」と説明。「(与党側に)票をいただきに行くという下世話なつもりはありませんが…」と話していた。

7/2(火) 15:54配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000131-sph-soci

関連動画:
れいわ新選組、6人目の参院選候補予定者を発表(2019年7月2日)
https://www.youtube.com/watch?v=au6VbeGdo_4