8歳の女の子を水風呂に入れる虐待を繰り返していた、母親と内縁の夫。

裁判で「かんしゃくを起こした娘の頭を冷やす行為だった」などと述べました。

起訴状によりますと、福岡県筑紫野市のダンス講師・八尋潤被告(30)と、同居していた母親(29)は、2018年12月から2019年1月にかけて、当時8歳の長女の両手足を縛り、水風呂に入れるなどの虐待を繰り返し、全治2週間のけがをさせた暴力行為処罰法違反の罪に問われています。

3日の被告人質問で、八尋容疑者は「かんしゃくを起こした娘に頭を冷やさせるために水風呂に入れた」と話し、これまでに6回は水風呂に入れたと述べました。

2人は長女に「うそをつかない」などの10の約束事を破ると、ヘッドスピン2000回などの誓約書を書かせていて、八尋被告は「ヘッドスピンは罰だけでなく、ダンスの練習にもなると思った」としています。

2019年7月4日 木曜 午後7:25
https://www.fnn.jp/posts/2019070400000003TNC/201907041925_TNC_TNC