北海道大(札幌市)の名和豊春学長(65)が職員にパワーハラスメントをした疑いがあるとして調査していた北大の学長選考会議が、名和学長のパワハラを認定し、近く文部科学相に学長解任を申し出る方針を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、選考会議は委員10人で構成。パワハラがあったとの訴えを受けて昨年11月、選考会議の下に調査委員会を設置した。調査の結果、名和学長によるパワハラがあったとして、学長を続けることは不適当と結論づけた。

 北大広報課は「コメントは差し控える」としている。

2019.7.5 10:12
https://www.sankei.com/life/news/190705/lif1907050013-n1.html