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山陽電鉄の紺とクリームのツートンカラーの電車(4両編成)が29年ぶりに復活し、5日、兵庫県姫路市の山陽姫路駅でお披露目された。

現在のクリーム地に赤帯のカラーに変わる前の旧標準色で、昭和を懐かしむ鉄道ファンらが貸し切り電車に乗った。
6日から姫路と神戸方面を結ぶ普通電車などとして営業運転を始める。

同電鉄は、1960年代から製造された3000系の車両が老朽化しているため、内装を更新したり、新型の6000系に置き換えたりしている。
廃車対象の車両のうち、最後の定期検査を6月から受けた4両(3030号)が2021年春頃まで営業運転することになり、記念に旧標準色の塗装にした。
播磨灘と砂浜をイメージした2色で、1948年から90年まで採用された。

5日は、山陽姫路駅から東二見駅(明石市)までの貸し切り電車が運行され、鉄道ファンら約140人が乗り込んだ。
神戸市東灘区の男性(63)は「子どもの頃に乗ったので懐かしい。丸みと温かみのある電車の顔(先頭部分)に色がマッチしている」と話した。

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2019年7月6日 14時6分 読売新聞オンライン